戒名について
2013-09-08
※戒名は、宗派や地方によって解釈が異なりますので当記事は一般論としてお読みください。
一般的に仏式の場合、故人の方には戒名をお付けします。
戒名は成仏して仏弟子となったことを意味するのですが、どのような構成になっているかご存知でしょうか?
例えば
○○院△△□□居士
や
○○院△△□□大姉
の場合
〇〇 → 院号、院殿号
△△ → 道号
□□ → 戒名
居士、大姉 → 位号
を表します。
院号、院殿号は生前に寺院や宗派に対して大きなな貢献をした人や、社会的に高い貢献をした人につけられます。
道号は、戒名の上につけられるもので字(あざな)のようなものです。
位号は、戒名の下につけれるもので、年齢や性別などによって異なります。
戒名は菩提寺でつけてもらいます。
できれば納棺前に遅くとも葬儀までにはつけてもらった方が良いです。
また、戒名は故人の人柄や業績が偲ばれるようなものをつけるので、僧侶が故人をよく知らない場合は、遺族が故人の
人となりを話して、参考にしてもらうと良いそうです。